大阪大学薬学部 医薬合成化学分野

新規不斉合成反応の開発(不斉非対称化による多点不斉誘起法)

医薬品を始めとする生物活性化合物の合成に必須である不斉合成反応の開発を目指し、対称性に着目した独自の概念に基づく研究を行っている。

最近では、1工程多不斉中心構築法の開発とその応用研究を行い、光学活性な抗がん活性天然物、抗エイズ活性天然物の従来の合成に比べ、より短工程での合成に成功している。

また最近の不斉合成のトピックスである有機触媒を用いる反応の開発研究を行っている。